豆アジ釣行記　(とし)

夕マズメに勝負に行きたいなーと考えていたのでおそるおそる嫁に

「夕方行ってもいい？」とお伺い。

しかし微妙な表情なのでこれは危険と感じあきらめようかと思ったら

「あたしも行きたい」と・・


これはびっくり釣りになんて興味ないのにめずらしい事を・・

渡りに船とはこのことぞ。(もうなんでもいいからお魚さんの顔見たい)
それでは行きましょう！いざ豆アジ釣行へと


PM5:00から日本海裏へ


(よーし、釣り初心者の嫁には豆アジたらふく釣らせて満足させる、そして俺は隣でエギング、イカを釣り夫の威厳を獲得大作戦だ！)

心の中でそんな素敵なストーリーを作り作戦開始。


嫁に投げ方からレクチャー、あーやって、こーやってとなかなか大変・・

一通り教え　「よしいけ嫁よ！」

指でラインを押さえ第一投！ボヨヨーン！！飛ばず・・

なぜ金具を上げずに投げるのだ！(ラインをおさえるワッカ)


第二投、ブヨヨーン

指を離せ指を・・



俺が間違ってた・・もう投げるな嫁よ、すぐそこに糸を垂らして釣りをしよう・・


さてと、イカ釣り開始だ＾＾


「ねえねえ、なんか変」


針が絡まってる・・・


俺が悪かった、君をほっといてイカ釣りしようなんてどだい無理な話なんだよな
よし、君の為にアジ釣りしようじゃないか！


一転本気になり嫁にアジを釣らせる大作戦である

しかしびっくりなんとアジすら釣れない・・
隣の人は釣れているのに・・

豆アジごときも釣ることができんのか俺は・・
威厳はどこへ？まじでやばい・・・


しゃれにならんと最終兵器投入。その名もトリック。

釣具屋に買いにいこかと焦っていたら道具箱の奥から発見！

これでだめならもう引退だぞとしよ、と悲壮の決意で針にエサ付け投入！

キター!!釣れたー!!!豆アジだー!!!!



うれしい・・・、マジでうれしい・・・、小指よりも、ちいせえが・・・

二ヶ月ぶりのお魚、夫の威厳、すべてがこの小指よりもちいせえ豆アジに詰まっている・・






嫁も楽しそうなのでまあ良しだ


その後何匹か釣りリハビリ終了である


本気の俺はこんなにすごいのだ















先日、釣りを始めたばかりの東京にいる弟からこんな写メが・・・





才能とは残酷なものである